テロとの戦い fight against terror 2005 7 11

 「テロとの戦い」とは、戦争ではありません。
そんなことをすれば、軍事産業と警備産業が儲かるだけで終わります。
 「テロとの戦い」とは、貧困との闘いです。
貧困が、テロを生み出すのです。
 人間は、豊かになれば、戦いを忘れるのです。
日本という国は、世界的に、平和な国として知られているでしょうが、
日本の歴史は、内戦の歴史でもあります。
 「内戦」や「内戦の可能性」がなくなったのは、明治時代以降です。
それまでは、戦国時代に代表されるように、
日本は、「内戦」や「内戦の可能性」が、日常的だったのです。
 そうした日本が、なぜ、平和になったのか。
いや、それどころか「日本人は、平和ボケをしている」とまで言われるようになったのか。
それは、日本人が豊かになったからです。
こうして、戦いの遺伝子を持つ日本人は、羊のように、おとなしくなってしまったのです。












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